V型10気筒
今のF1はレギュレーションで3リッターV型10気筒自然吸気のガソリンエンジンと決まっているけど、このV型10気筒。
音がイカン!音が。
確かに2万rpm近く回る今では大分隠されてはいるがやはり残る5気筒系特有の”ムオー”といった不協和音。ああ、美しくない!あのフェラーリも、ホンダもV12時代には本当に音楽を奏でていたというのに。ジャッドやコスワースの8気筒のテノール。ハスキーなランボルギーニのV12も個性的でよかった。
ターボ時代にはBMWの4気筒Mブロックのバリトン。
サーキットにいりゃ姿が見えなくてもどこいらへんにどこのチームのマシンがいるかわかったもんだ。
ああ、それなのそれなのに。いまはただのノイズの発生源でしかない。FIAのドアホ!
エンジンなんてロータリーでもディーゼルでも焼玉でも電気モーターなんでもいいから、自由化しる!
シャシーだってウイングカーだってファンカーだって葉巻型だって6輪車でも8輪車でもなんでもいいじゃん。
そんな暴論を吐いてしまいたくなるほどいまのF1のサーキットは実に無味無臭でつまらなくなっているのだ。
オンボードカメラや速度、回転などテレメトリーの公開など目に見える部分も増えたがあくまでTV上でのこと。サーキットに足を運べば、目に見えないことばかり増えてきているのだ。実は。ああ、段々面白くなくなってくるなあ。
今にオーバルでレースしだすぞ。きっとな。ああ、やだやだ。
飛行機のエンジンの音からなんでこんなとこに来てしまったかは謎だが、まあそういうことだ。
くたばれ!FIA!