オールスター戦

 まさに、新庄の一人舞台。

 ホームラン予告してセーフティバントって”メジャーリーグ”のクライマックスでロートルキャッチャー(名前忘れた)がやったやつじゃねーか。
 でも結果は映画どおり行かず、福原君の目の前に転がり、アウト!アウトだバカヤロオ!だが、つかみはOK!!

 で、セ・リーグベンチに許可(?)*1を得てのホームスチールでホームベース上で”バタバタ”。そして球場はまた沸く。しかし、これ、単独ホームスチールとしちゃあ、史上初なのだ。実は!

 打っては2ベース2本。パ・リーグの2点の2点ともこの男がホームを踏んだ。

 当然MVPは新庄。オールスター史上3人目の快挙。

 なんという”フィールド オブ ドリーム”だ。これだけでも感動モノだというのに、まだ幕は下りない。そう、ヒーロインタービューだ。


「MVPを獲ると言って札幌を出ましたが、まさか獲れるとは・・・・思ってました。」
 等爆笑トークの数々。

 締めの一言、
「元気はつらつう〜!!?」

 観客は当然
オフコース!!!」
 で、新庄劇場は幕を閉じたが、彼がその中で言った一言


「これからはパ・リーグです!!」
 がなんとも重かった。
 そうだ。よく考えてみれば、あの試合に出ていたパ・リーグナインの中では既に最年長の部類にはいるのだ。
 この日見せた一連のプレー。多分ナベツネあたりだと
「なにふざけた野球をしとるんだ!こんなの野球じゃない!だから”たかが選手”といっとるんだ!」
 といいかねないだろう。(藁

 しかし、あのゲームを見た9割9分9厘9毛の人々は彼の奥底にある野球に対するひたむきさ、情熱を支持するだろう。
 いや、彼だけではない。本来野球とはこういうもんなんだ。というものを彼をはじめとする両軍ナインは教えてくれた。
 昨日長野であの試合を見た人は幸せだ。
 本当のオールスターゲームを、最後になるかもしれない(させるか!!)オールスターゲームを見たのだから。


 軽そうに見えてよく考え、行動する。
 有言実行、不退転、そのくせエンターティナー。

 阪神の背番号63を背負ってた時からから新庄剛志というのはそういう漢なのだ。
 

感動したよ。そりゃあ、今日の行きのクルマん中で大声で歌ったさ。

カネのため? No!
 名誉のため? No!
 自由のため? No!

 ただ野球が好きなだけ!!! Yeah!!!

 Baseball Kids ただのBase ball Kids

走る投げる取る打つ SimpleなGame Oh!Yeah!!

 Baseball Kids! 今もBaseball Kids!!

いつまで経ってもただのBaseball Kids!!
 いくつになってもただのBaseball Kids!!

 てな。
ハマショーの"Baseball Kid's Rock"を。(CDもテープもなしに歌ったもんだから、歌詞違いあったらごめん。)

 あの試合の両軍ナインはまさにBaseball Kids、野球少年だった。
だからこそ、来年も野球少年たちの雄姿を見るために決してパ・リーグの灯を消してはいけないのだ。

 いかんいかん。熱くなって文章が支離滅裂だ。失礼。

*1:と、いっても古田と山本昌の2名のベテランバッテリーのみだが・・・