さて

 パラグアイにボロボロにされた日本。
 ヲレが懸念したとおりになった。
 まずは、斧をトップ下にいれたこと。
 あまりキチキチのプレスをしないオランダでもトップ下に入れなかった、またトップ下では機能しなかったのはのは何故か?山本監督は考えなかったのだろうか。
 そして、斧が狙われてるのが解っているのにまわりのフォローが無く、孤立してしまった。

 後半でCMFの位置に下がったが、やはり斧本人の意思とは別に斧はこの位置がピタリとハマる。パスを左右に散らすことができるようになり、ゴールの可能性を感じるようにさえなった。
 同じく途中交代で出てきた田中達也のタテの突破はパラグアイDF陣を大いに慌てさせ、

 しかし、決定機を外す外す。バーに当たったり、キーパーの正面を突いてしまったりという不運もあったが、せめてリバウンドを押し込む努力をしようよ。>高松&豆久保

 それと、今野に斧。局面打開のミドルをぶっ放すのはかまわんが”宇宙開発”*1は止めてくれ。お願いだから。せめて、枠に飛ばしてくれ。

 そして、最大の敗因は言うまでも無い。ンガハタとDF陣の連携がサッパリだったこと。DF陣がチキンだったことだ。
 最初の失点はンガハタが一言「クリアー!!!」と叫べば済む事だった。不運なFKでの失点を除き、その他失点の場面では、茄子や阿部が不用意に飛び込んだところをかわされてズドン。飛び込むなとはイワンが、単独で行っては絶対ダメな局面だったはずだ。それでも行ってしまったのはメンタルが弱かったというほか無い。
 ここでメンタル面を補うのはリーダーシップを持ったプレイヤーだが、そこには誰もいない。確かにトゥーリオが居るが、彼はあくまで「目覚まし役」。本来OAである斧やンガハタがその役を担うはずだが、残念ながら彼らはそういうタイプではない。
 仲間を奮い立たせ、そして自らも手本として周り以上のプレーを見せる。”自称:U−35代表”中山隊長があと10歳ばかり若かったら・・・とか、ここに戸田がいたら・・・とか、そんな感じだ。ああ、特に戸田がOAでいりゃあなあ。かなりこういうところの問題の8割は解消されるような気がするんだが・・・・

 いや、グチってもしょうがない。幸か不幸かイタリアはガーナに引き分けた。まだ僅かながら可能性はある。あと2戦、上を向いて戦ってくれ。ガンガレ。
 

*1:枠の遥か上にシュートを吹かすこと。