バギーなコーク

 というのは、古のカワサキワークスライダー、コーク・バリントンがクシタニだったかどこかのツナギの広告に出たときのコピー。全く意味不明。

 いや、なんでそんなもんを持ち出したかというと、この間の日本GPでカワサキ・ワークスの中野真矢が表彰台に上がったからだ。

 その「バギーなコーク」から実に23年ぶり。メデタイ。

 ヲレは大嫌いな玉田のコゾーがわれらがロッシを差し置いて1位になったのが気に入らなかったが、この中野の3位に救われた。

 カワサキというメーカーのバイク。どんなバイクでもどこか無骨で男臭い。
 ヤマハの次に気に入っているメーカーであり、どこか繊細なヤマハとは対照的なカワサキのバイクを何度も手に入れようとしたが、店に行ったら目の前で売られちゃったりしたり、買おうとしたときに別の用で物入りになったりして縁がなく結局今のところ一台も所有したことがない。
 
 しかし、あのライムグリーンのマシンにはいまだ憧れがあり、その象徴のGPマシンがようやく中野のライディングにより表彰台へ導かれた。いやよかったよかった。

 ロッシがほぼタイトルを手中にしたのと同様うれしい出来事だった。