なんとか持ちこたえたわけね。

大野ダムっつーと、やたら横に長い中型の直線重力ダムなんだけど、途中で堤体がカクっと曲がってるのが特徴のダムじゃあなかったかな。そんな印象的な提体だから、覚えている。
 多分、最後には洪水吐き用クレストゲートのところまで水位が上昇していたと思われるが、よくぞ持ちこたえたもんだ。

 それにしても、この気の毒な被災者のジイサン、バアサンたち、バスの屋根で孤立していた一方そのころ、自分の家のある兵庫は豊岡市の中心部が堤防決壊で水没してしまっていて、泣きっ面に蜂といった風情。返す返すも気の毒。お見舞い申し上げます。