こうでなくては。
現役時はこーんなにエピソードがある。
- チームメイトのゴールキーパーを殴り、罰金!
- 代表監督に暴言を吐き、代表から外される。
- 審判にユニフォームを投げつけ、チームから無期限出場停止処分!
- チームメイトにスパイクを投げつけ、90日の出場停止。
- 審判にボールを投げつけ3試合の出場停止、その後の事情聴取の席で出席者全員に「馬鹿者」と言って回り、出場停止が2ヶ月に延長される……。
- リーズへの初遠征で、リーズのサポーターにツバを吐きかけ、罰金。同年、UEFA杯で審判に暴言、退場後も警官と揉め、4試合の出場停止。
- 審判を侮辱したとして、FAに訴えられる。同年、訴えられた2日後、相手選手を踏みつけ、5試合出場停止。
- 観客の暴言に対して、観客に飛び蹴り、俗に言う『怒りのカンフーキック事件』。これにより約8ヶ月の出場停止、罰金。裁判で実刑判決を受けるが、禁固の代わりに120日間の社会奉仕活動を行うことに。
- 練習中にチームメイトを殴り、手の骨を骨折、その後の試合で、腕に包帯を巻いたカントナがゴールを決め、頭に包帯を巻いた選手と抱き合う!
- フランス代表監督ジャケ氏は、カントナに代表落ちを伝えるとき、「死ぬほど怖かった」と言っていた。
- 引退後、マンチェスター・ユナイテッドに対して、名前をグッズに使用したのだから金をよこせと請求する。
- テレビのインタビューで、カントナを怒らせたインタビュアー2人が、彼に怒鳴られ、「身の危険を感じた」という理由で、スタジオから放送終了の15分も前に逃げ出した!
しかし、誰よりもサッカーを愛してやまない男、いや漢だったのだ。フツーこれだけのことをやったら「犯罪者」なのだが、練習中のプレーに納得行かなければクラブが禁じようと居残り練習をし、常にユニフォームの襟を立て、ピッチの真ん中でチームメイトを叱咤激励、いや、脅迫的指導をし、マンチェスターユナイテッドを幾度も優勝に導いた。
縦パス一本放り込んでワーワーやるだけだったイングランドサッカーに中盤でタメてサイドを始め、どこからでもゴールを狙うスタイルを持ち込んだのもこの漢。
未だにヲレの中のマンUのゼッケン7はこの漢だ。
中田現場監督じゃまだ生ぬるい。こんな現場監督求む。<日本代表
ををっと。ハナシが脱線した。
いや、こんなもんなかなか品行方正にだなんて矯正できるもんじゃあない。そんなゴールデンタイムにこの漢を出演させたTV局のミスだな。この漢のせいじゃあない。
なお、画像は伝説の「怒りのカンフーキック」