見てしまった

自画像(謎)

 昨日はまた思い切り不眠。
 といえど、AM3:00ともなれば眠くなったのだが、ここでTVでやろうとしてたのは、フランスリーグ・アンマルセイユ対ランス戦。
 前節、サンティティエンヌ戦で中タコ用に3−5−2を復活させ、みごとに失敗したトルシエは今日のゲームでは元の4−4−2に戻した。しかしながら、オレンベあたりの左サイドのプレイヤーがインフルエンザで臥せっていたので、中タコの出番はあるだろうと思っていたが、注目の左SBはナイジェリアのユース代表のタイウォだ。
 前節は中タコ、今節はタイウォのマルセイユ・デビュー戦だった。
 
 このタイウォ、経験不足を露呈。SBのはずなのに、まるでCBかボランチかといったようなポジショニングをするため、ランスは”タイウォが作り出したスペース”*1を有効活用し、マルセイユのゴールに襲い掛かるが、バルテズの好守に辛うじて得点を許さず。
 しかし28分、ウタカのヘッドでランスが先制。しかし、30分マルセイユはナスリの45度角のグラウンダーのミドルシュートがランスMFカリエールに当たり、これがマルセイユFWリュインデュラが拾い、マルレが叩きこみ、同点。
 しかし、その後もランスに押し込まれる展開もなんとか耐えるマルセイユ
 結局、前半は1−1の同点。
 後半もこの状況は変わらず、61分タイウォと交代で中タコ投入。そして同時に削られまくってたリュインデュラに代わり、バモゴを投入。フォーメーション代わらず4−4−2のまま。中タコは左SBにそのまま入る。
 これがズバリ当たる。
 中タコはセーフティーファーストのディフェンス、特に、タイウォのような絞り込んだポジショニングをせず、CB、GK、そしてボランチとの距離を測りながら適度に開くポジショニングをとり、スペースを消し、同時に右よりになっていたマルセイユのバランスを修正してしまった。
 一方、ランスは前がかりになってしまっていたのを簡単には修正できず、ゴール前で何度も左右に振られる。そして、中タコと同時に投入されたバモゴのクロスにマルレが頭で合わせ、ついに逆転。しかしバモゴは直後、足を痛め「名誉の負傷退場」となってしまう。

 その後マルセイユは反撃に転じたランスに押し込まれるが、マルセイユディフェンスは集中を切らさず終了。

 というところまで見たら、5:30になってしまった。
 
 今はとても眠いが今寝てしまうとまた夜に寝れなくなるのでガマンしたい・・・・なあ。

 いや、ただそれだけなんですけど。

*1:フツー、スペースなんつー者は攻撃側がいろいろ工夫して守備側の選手を本来居るべき場所から引っぺがすことで産まれるものなのだが、守備側のタイウォはポジショニングのマズさでランスを「引っぺがす」というメンド臭い作業から開放させてしまっていたのだ。