バッカニア

 これもさっきのショーン・タッカーさんのと同じ番組。

 かの「エリア88」じゃ隻眼の名参謀、ラウンデル少佐機として登場した機体。
 実物は湾岸戦争を最後に現役を退いているのだが、南アフリカのコレクターの元へ行き、今も飛んでいる。
 そもそもこのBAe(当時はホーカー・シドレー -> ブラックバーン)バッカニア、ヲレが小学生の時に買ってもらった学研の図鑑に載っていて、そのずんぐりした機体に非常に興味を持っていたのだ。
 あれから実に30年近く、バッカニアが飛ぶ姿を初めて見た。
 特に、バッカニアがもっとも得意とする超低空飛行というものを見たかったのだが、今回初めて見た。

 いわば「ぷにで萌えー!!」な機体が超低空でヒラリヒラリやるのだが、これまたキレのある機動だった。これだけみれば確かにトーネードあたりにも勝るとも劣らないように見えるし、トーネードとの共同作戦*1ながら湾岸戦争で活躍したというのも納得だと思った。

 

*1:本来はトーネードだけの作戦だったのだが、あまりにトーネードが墜とされたので、すでに第一線を退いていたバッカニアが登場した由。誘導用のレーザー照射はトーネードに任せてレーザー誘導爆弾を運搬し、落とす役を担った。トーネードじゃ墜ちているだろうといわれるくらい対空砲の弾を食らっても平気で飛んでいたそうな。