ああ、高千穂鉄道orz

いや、今BSフジで全国百線鉄道の旅なんつーものをやっている。
 今回は南阿蘇鉄道と、そして今年の台風14号による橋梁流出と道床流出により全面運休中の高千穂鉄道の回である。
 番組は当然被災前に収録されたものなので、高千穂線が五ヶ瀬川の清流を縫って走る美しい風景が展開されていた。
 しかし、現在高千穂鉄道のHPに被災状況を伝えるコンテンツがあり、そこにある写真はとても痛々しいものだ。
 なにしろ、五ヶ瀬川にかかる橋梁の大部分は流出し、残ったものもトラス上を濁流が通過して行った痕跡が生々しく残っているのだ。
 復旧には最低40億円かかると言われ、地元自治体では存続の是非で議論になっているのだ。
 ヲレ的には、神話の舞台たる天の岩戸へ続く路線として、また沿線の日本の原風景的なところが残っている路線として世界遺産級の価値があると思っていて、復旧して欲しいとは思いつつ、現実には復旧は無理だろうと思う。
 ああ、高千穂の八百万の神様はなんて残酷なことをするのだろうか。orz

 いつもなら楽しみにしているこの番組、今日はちょっとツライ。