オフクロ来襲

 昼前、ヨメにTELがかかる。
 オフクロがこちらまで来るそうだ。

 いや、単にオヤジと喧嘩してとりあえずインターバルを取るついでに京都方面の寺社参りに行きたかったそうであるが、
武生を出るのが遅く、こっちへの来襲へ切り替えたのだった。
 当然、われわれとしては予想外の想定外であったが、他でもないヲレのオフクロのことだから無碍にする訳にもいかず、JR四日市まで迎えに行った。

 時はすでに14:00。
 こんな時間にやっている食い物屋などチェーン展開をやってる店以外なく、とりあえずR1をボーっと走るうち、富田は通称「北ジャス」前のかっぱ寿司お茶を濁すことにした。
 いくら一皿100円たあ言え、スポンサーがいりゃ気合いが入るというもので当社比2割増程度食った。

 しかし、いきなりの来襲としかも今日中に帰還せねばならんと言う時間的余裕が無かったということで、結局富田のエイデンに155を置いて富田からJRで名古屋に向かった。
 その間、ヨメとオフクロは短時間ながら和気藹々とした雰囲気でいろいろなことを語っていた。
 
 その中で、オヤジの先は肉体的にも精神的にもあまり長くはないことを会話の端々から伺うことも出来た。
 いや、先月実家に帰ったときもそうだし、その前もそうだ。だんだんオヤジが衰えてくるのが目に見えるように判るようになった。
 さて、ヲレはオヤジが生きてる間親孝行などというモノが出来るのだろうか。

 確か、去年の8月12日の日記にも書いたが、この歳になってロクな親孝行が出来てないヲレは明らかに親不孝者である。
 なんとかせねば・・・・・・