ムカついたこと

 職場の新人H君が
「なんか風邪ひいたみたいなんですけど」
「寒気がしてアタマ痛くて腰いてえんすよ」
と風邪の症状を訴えてた。
確かに顔色は・・・元から悪いが咳はしてるし、ヲレのボケにたいするツッコミにもキレがない。
その上、仕事がマッタク手に付かない様子が見て取れてはいたのだ。
「思いっきり風邪なんじゃ?とりあえず医務室に行けばいいんじゃ?産業医さんが詰めてるはずだから」
「あ、そうですか。んじゃ行ってきます。」

その約30分後、なんか憤慨して帰ってきた。

「確かに診てはもらえたんですけどヒデエんすよ」
「へ?医者はいたんだろ?」
「いましたけど、オレって○Jへレンタルされててそこからさらに派遣されてここにいるじゃないすか。確かに最初に○Jのハナシをしたら診てはもらえたんですけど、保険証を見て○Jへのレンタルだって判ると態度が豹変しちゃって、もうあとはええかげん。さっさとどこか行けって態度だったんすよ。最初はウェルカムって感じだったのにあれはないっすよ。。タテマエはだれでも利用できるはずだったんですよね?でも、現実にはプロパーか、グループ会社から直に入ってる人間しかダメみたいです」

ヲレは両手両足じゃ足らないくらいの企業に関わり、ケガしたり具合が悪くなったりして産業医さんのお世話になったことが何度とある。
そのときは少なくとも表面的には通常の医者が通常の患者と向かい合うという扱いで治療をしてくれたのだが、しかし、この会社の産業医のこの扱いはいったい何だ!!!

 残念ながら今回はヲレ自身が「被害」を被ったわけではないのだが、一度行ってみる価値はありそうだ。
 なーにが「ココロの健康はカラダの健康と同様に大事です。」なんだ!
 苦しんでるヤツを所属の違いだけで差別して半ば放置するとは。ヤツはいたく傷ついたぞ。
 許せん!いつかシメ上げてやるからな。
 ああ、もちろん暴力に訴えず、正当な方法で。