1倍CCD

 ニコンデジイチのCCDのサイズは、APS−Cサイズでこれは通常の35mmフィルムよりも小さく、1/1.5倍の大きさだ。
 従って、焦点距離は1.5倍になり、例えば焦点距離50mmの標準レンズが75mmのやや中望遠気味のレンズになってしまうのだ。
 これは、画素数が物理的に詰められない。画素に物理的に余裕がないので画質があげられない等の問題を抱えている。
 それには銀塩35mmフィルム程度の大きさまでCCDのサイズをあげればいいのだが、製造装置の関係で現在は1.1倍サイズ(つまりCCDの大きさは1/1.1)までしか上げられないそうだ。
 で、その製造装置とは、超乱暴に言えば、シリコンウェハーに回路のパターンを写しこむステッパという装置だが、ちょっとまて。
 ニコンって実はそのステッパという装置も造っていて売り上げもかなりの割合を占めているのだが、なんとか1倍CCDに使えるステッパは造れんもんかと。
 ついでにCCDをクソニー製からニコン内製にできんもんかと出来ない相談を妄想する厨房丸出しのヲレだった。
 あ、同じようにステッパも造ってるキヤノンってCCD内製だっけ?