突っ込みどころ満載。

http://ranking.goo.ne.jp/ranking/999/train_wording/
タイトル通り。
以下ヒデエのを挙げる。

3位グモ:これは2ch用語だ。正しくは「マグロ」

4位SuperBell''Z:これが「用語」か?鉄道用語じゃなくて、鉄ネタを多く扱ってるに過ぎないバンドだ。これが用語だったら「くるり」もタモリ向谷実も用語になっとるわい。

6位:VVVF:交流モーター駆動方式のこととあるが、なにも交流モーターを駆動する方式はインバーターを使う方式しかないわけではないぞ。正しくは「交流モーター駆動方式のうちの一つ」だ。なお、VVVF(VariableVoltageVariableFrequency)は和製英語。正しくはAVAF(AjustableVoltageAjustableFrequency)だ。ついでにインバーターによるVVVFが採用されるようになった経緯まで書いてくれればベター。

12位:ドレミファインバーターSiemensがなんでそんなことをしたのかその理由まで書けば為になる説明になるのに。

12位:回生ブレーキ:この説明だけでは制動時に発生した電力の行き先が書いてないので、抵抗で熱変換しちまう発電ブレーキも該当してしまう。発生した電力を架線に戻すところまで書かないとダメ。不正解。(ここで書かれてるプリウスの場合、バッテリーに戻している。)

20位ATC:異常時にブレーキ制御をするって・・・・すげえ大雑把。これだけじゃATSやデッドマンあたりのバックアップ的保安装置と変わらない。ATCはバックアップ的要素だけではなく、信号そのものである。速度計に0km/h(つまりこれが停止信号)から運転最高速度までの5〜10段階から最近のディジタルATCでは5km/h刻みまで速度を表示(現示)し、その速度あたりまで出せばもっとも効率のよい運行が出来るという仕掛けであるということと同時に現示速度を超えると自動的にブレーキがかかり現示速度以下まで落ちる。さらには正しいホーム停車位置までの距離を現示するものまである。ATO(AutomaticTrainOperation)との違いは自動制御は減速しか作用しないという点が大きく違う。加速はあくまで運転士さんの操作による。くらいは書け。

23位フリーゲージトレイン:あのー。”レール上を走る”鉄道車両は決まったゲージ(軌間)でしか走行できないんですが・・・・正しくは、連続した走行区間内に異なるゲージの区間が存在しても軌間可変機構および、軌間変換区間により通して走行可能とした列車。試験車両と書いてあるが、スペインじゃ40年も前に実用化されてるわい。

24位N700系:これ、用語?マスゴミで嫌と言うほど紹介してんじゃん。

29位:Nゲージ:確かに日本じゃこれが主流ではあるが全般を指しとるわけじゃないぞ。

つーか、何をどうやったらそんなランキングになるのか、どうやって項目を選んだのか非常に不思議である。