きかんしゃトーマスとひこうき

 さて、昨日の続きである。
 毎年、この南会場には「ちびっ子列車」と称するデコレーションしたトラクターとトレーラー2両による列車がお子様連れを載せて走るのだが、
今年の「それ」は実に絶妙なタイミングで我々の前を通過してくれたのだ。

 上の写真のようにテイクオフやタッチダウンしようとするまさにその時に現れ、アニー(クララベルかもしれんが)の申し訳なさそうな表情も相まってその場にいたヒコーキ馬鹿どもは一気にテンションを下げるのだった。
 特に、強火力の重火器(超望遠レンズとも言う)を装備した連中にとっては「それ」にカブられてしまうのは致命的であるから、「RPGはないんかあ!」「アパーム!弾もってこーい!」などと「それ」が絶妙のタイミングで通過するたびどこからかそんな冗談交じりの呪いの言葉が聞こえるのだ。
 そして、「まだだ!まだ終わらんよ!」などと気を取り直す言葉がでるものの(以下ループ)
 去年はそんなに気にはならなかったし、ましてやお子様用アトラクションなので文句も言えまい。ついてない。これが航空祭ってもんさ。   
 とはいうものの、大事なとき以外に通過する際に「わーい!!」とか手を振るお子様達に思わず手を振られたりなんかするとちと救われたような気がして思わず手を振り返してしまうヲレだった。