小松基地祭に行く。

・ブレイクする303SQのイーグル。(クリックにて拡大)

 タイトルどおり。
 今年は306SQがレッドフラッグ・アラスカ演習に参加した関係かなんかか知らないが、11/1開催である。
 いつものようにいつもの時刻に起き、小松に向かう。そして、いつものようにAM5:30位に到着し、いつものようにイッケーさんに到着した旨のTELをする。
 去年採用された駐車場から基地正門近くまでタクシーを使って直接乗り込む作戦を今年も採用。いつもメンツがてんちょ、イッケーさん、ガルマさん、ヲレの4名プラスマイナス1名程度だから多分ずっとこの作戦だろう。
 つーか四半世紀通っていてこの手に去年まで誰も気が付かなかったのは一体・・・・・{^^;}
 今年特有の戦術として、天候がだんだん崩れていき、午後には間違いなく降るということでBIは完全放棄。
 午前のフライト終了と同時に撤収するという作戦を採用。
 これは去年も天候は今ひとつだったが、BIフライトまで粘ってしまってタクシーに乗り込むまでの1時間半以上ずーっとたまたま前に並んでいたどっかのお子様の相手をするというハメになったという事例があったための措置である。

果たして作戦第一段階は成功。
 サスがフルボトムするほど人が充満しているシャトルバスに20分ばかり耐えた挙げ句、基地内バス停からエプロンまで1.5km程度歩く必要があるのだが、この手間の大半を省けるのはやはり大きい。
 エプロン最前線にキャンプを構えることができたのだ。
・写真は我々のキャンプ点にあったプラ製チェーンで出来たバリケードのポール。岐阜基地から拝借したものらしい。(クリックにて拡大)

 但し、目の前に展示機、RF−4Eがいるのだが、毎年クリアな条件の場所にキャンプを構える事が出来ないので特にハンデになるとは思わなかった。

 ただ、今年のこの場所の特徴としてなんとか足が離れる、あるいは足が着く瞬間を押さえられるということが挙げられる。

・写真は午前ラストフライトの303SQのタッチダウン。(クリックにて拡大) 

果たしてフライトが始まった。
 かなり風が強かったため、雨雲の襲来はAM10時位かと覚悟はしていたが、「小松の奇跡」は健在だった。
 確かにだんだん雲は多くなってはきたが、午前いっぱい天候は持った。
 予定どおり午前のフライト終了と同時に撤収を開始。
 BI目当てで次々とやってくる家族連れを横目に見ながら、基地を後にしタクシー乗り場では待たずにタクシーに乗れ、何の労もなく今回のミッションは終了となった。
 BIを完全に捨てるという条件ではあったがここまで肉体的疲労が少なかった航空祭は無い。
 もっとも、撮影するという観点においては最初から霞みが掛かった状態で露出にえらい苦労した。
 また、目の前のRF−4Eがブラインドになってフライトが一部隠れてしまうという落とし穴にもはまったがこれもまた基地祭のお楽しみのうちということで、今年のヲレの基地祭はここ小松のしかも午前のみでシーズンを終えることとなる。
 来年はもうちと基地を回れるように。
 そして今年もみられなかったBIの第一区分を見ることが出来ますように。
 そして、またこのヒコー少年達にここで逢えますように。

・謎のピザ屋バイク。いや、ついつい撮ってしまうのだ。(クリックにて拡大)

 
 なお、写真の整理が出来次第ギャラリーをいつもの場所に開設する予定である。