新兵器を試す。
1月程前、SIGMAの170-500mm(35mm換算255-750mm)f5-6.3の中古の出物があった。
ヒコーキ撃ちをするのにどうしても火力不足を痛感していたところ、手頃な価格で状態もいいので半ば衝動買いした。
買ったその日に試し撮りをしようとしたが、「鉄」では精々300mm(35mm換算450mm)もあれば十分過ぎる。
500mmともなるとものすごい空間圧縮効果で列車はイモムシを通りすぎてセンベイのような何かになってしまった。
その後何回か撮り鉄をやったが、既に軽量コンパクトな70-300mmを持っているので、結局このレンズは一度も使わずじまいだった。
しかし、ここ数日で日中でも30℃行くか行かないかという位になって若干過ごしやすくなったのを機に昨日、セントレアにいってこのレンズの本分たるヒコーキ撃ちを試してみた。
セントレアに着いたのは午後に入ってからなので、ハナから逆光気味。
加えて、思ったより雲があり、霞もある。
あまり良くない条件であるが、撮ってみた。
・離陸するエバーグリーン747Fと着陸するキャセイパシフィックA340と大韓B777。
テレ端500mmのテスト故、代わり映えしない構図は勘弁願いたい。
セントレアスカイデッキ先端付近から被写体まで大体1.6km程度は離れているはず。
手ブレを警戒するあまり、SSを1/1600-1/2000にして撮っていたが、もうちと絞りこんで若干SSを落としてもよかったか。
・ANAグループ3機。
そういえば最近だったか、ANAの機体から「全日空」の漢字のロゴが消えたのは。
中国語では「一日中閑古鳥が泣いている」といった意味だからだそうな。
この中で一番難しかったのはペラ機であるボンQ。
フツーに撮るとペラが止まって写るので、SSを落とし流し気味に撮っている。
・離陸するスカイマークのB737-800。3回ばかりタッチ&ゴーをしていた。
来年2月には千歳・茨城・そして羽田の3路線がオープンとなる。茨城行きの時間帯と運賃次第によっては百里航空祭の足になるかも。
・AIR-NEXTのB737-500。エンジンカウルのイルカマークが目印。
・今回、唯一18-200mmで撮ったJALのB747-400。
今後、JALのB747は全廃されるとのことで、見慣れたこの機体も近い将来見納めになる。