山口文象

いや、今日に限っていえば、発電所か。
意外と知られてないことだが、ヲレはダムを初めとする巨大建築物が好きである。
ついこの前、ディスカバリーチャンネルバルセロナの都市再開発の中核として巨大なコンベンションホールの建築のことを放送していた。
それはそれは巨大な3角形の良くあるモダンアート的な建物だ。

ここでふと脳裏をかすめたのは、黒部第二発電所の建物。
なんの関連性もないのだけど。
ただ、ああいったアートとは対照的な、バウハウス様式の黒部第二発電所の実物を是非見てみたいと思ったヲレだった。

 なお、タイトルの山口文象はその黒部第二発電所(画像)や仙人谷ダム小屋平ダムを設計した人物。バウハウス様式を確立した建築家w.Gropiusに師事し、その成果を持ち帰って出来たのが以上3つの「作品」。
 今見ても、とても戦前に出来たものとは思えないくらいカコイイ。
 後に出来たウイング付きドーム型アーチ式の黒部ダム富山県の方ね)や最新の宇奈月ダムの機能美もすきだが、ヲレはこの仙人谷、小屋平の双子の小型ダムのほうがより好みだ。