ロック岩崎さん永遠の空の旅路へ・・・・

ホバリング(!)するロックさん。

 大阪航空局に入った連絡によると、兵庫県豊岡市但馬空港で21日午前11時20分ごろ、1人乗りの曲芸用小型飛行機が滑走路脇の草むらに墜落、前部を大破し主翼が折れた。操縦していた茨城県小川町、パイロット、岩崎貴弘さん(53)が全身打撲で死亡した。周辺の人家や人に被害はなかった。同空港事務所は午前11時28分から滑走路を閉鎖した。

 墜落機は、アクロバット飛行のできる小型飛行機「ピッツ式S−2C型」。午前11時ごろ同空港を離陸し、アクロバットの訓練中だった。岩崎さんは、19日に豊岡入りし、メーンゲストとなり8月に開催予定の「但馬空港フェスティバル」のため、訓練を続けていた。

 岩崎さんは「ロック岩崎」の愛称で知られる日本のエアショーパイロットの草分け。所属チームのホームページなどによると、岩崎さんは群馬県出身。航空自衛隊パイロットだったが、95年に退官し渡米。帰国後にエアロック・エアロバティックチームを発足させ、96年に日本人初のエアショーパイロットとして、和歌山・南紀白浜空港でデビュー。各地で、曲芸飛行専用の複葉機「ピッツ・スペシャル」を操っていた。00年には毎日新聞の取材に「演技を終えて着陸すると、子どもたちがヒーローのように見つめてくれる。感動をあげられるのがうれしい」と話していた。【武井澄人、田中謙吉、竹内良和】
毎日新聞 2005年4月21日 12時10分

 うそだろ・・・・・
 ジョーダンだろ・・・・・・
 こうして呆然としているヲレがここにいる。
 
 子供たちだけじゃない。ヲレたちいいオッサンどもも、ロックさんのフライトに感動を覚えたものだ。そりゃ、まるでコドモそのものだったな。
 でも、もうロックさんのフライトは見られない。
 ロックさんは天国からフライト依頼を受けて、たった一人で天国へデモフライトをしに行ってしまったのだ。


 きっと今年の小松基地祭は雨だ。
 なぜなら、異常なまでの晴れ男のロックさんは、もう来てくれないのだから・・・・

 もうなんと書いていいのやら解らない。解らない。
 

 解っているのは悲しみに打ちひしがれているヲレの情けない顔がディスプレイに写っているということだけだ。

 謹んでロック岩崎、いや岩崎貴弘さんのご冥福をお祈りします。


 あとは、サニー!!ロックさんの分まで飛んでくれ!!
 ロックさんもそれを望んでいるはずだから・・・。