そうなんだよなあ。

 動物たちを野生に近い形で見せることで人気の旭山動物園(北海道旭川市)がインターネットのホームページ上で、最近の起立するレッサーパンダブームについて「解剖学的に立つことは当たり前。(飼育の)プロが短絡的に『受けること』を続けていていいのか」と疑問を投げ掛けるメッセージを掲載したことが30日、分かった。
 メッセージは「レッサーパンダを『見せ物』にしないでね」との題で掲載。
 「レッサーパンダは外をのぞきたい、餌をもらえるかもと立ち上がっているだけで、その行為だけを抜き取って『すごいこと』と取り上げている。あの取り上げ方は芸であり、見せ物だ」としている。

たしかに「かわいい」レッサーパンダが立ちゃあ、それは絵になると感じるだろう。しかしながら、この手の映像ウケを狙ったマスゴミのおかげで「見世物」化してしまうのはどうかとヲレも思う。
 でもね。ホントのレッサーパンダってとっても凶暴なのをみんなしってるのかな?

でもって、それにもかかわらず登録商標とは愚の骨頂だな。

レッサーパンダの「風太」、千葉市が商標登録へ

 後ろ足で立つレッサーパンダ人気の先駆けとなった千葉市動物公園の「風太」を、千葉市は商標登録することを決めた。

 愛らしい立ち姿の肖像と「風太」の名称を合わせて登録し、許可なく商業利用できなくする狙いがある。

 千葉市動物公園によると、商標登録は、風太の所有権を持つ静岡市立日本平動物園も合意している。風太のコマーシャルや写真集、関連用品の製作などについて、15社ほどから打診があるという。

 千葉市動物公園は、全国的な人気者となった風太の関連グッズを園内で販売し、来客増につなげる。特許庁に登録が認められれば、静岡市と利益の配分などを協議し、グッズの製作業者を選ぶ。また、コマーシャルの出演に応じる。

 カネ儲けでアタマが一杯で動物のことをまるで考えてない動物園なぞ不要であるし、経営陣(この場合市長含む運営陣か?)の即時退陣を要求する。