また一人・・・・orz
尊敬している人がまた一人逝ってしまった。
その名はアルフレッド・リード。
吹奏楽をやってる人間でこの名を知らないヤツはモグリだと言われている作曲家。
春の猟犬、オセロ、「ハムレット」への音楽、アルメニアンダンス1・2、エル・カミ−ノ・レアル、音楽祭のプレリュード、サスカッチアンの山、ミュージック・メーカーズ、第4交響曲・・・・・などなど
例に漏れず、ヲレもこの人の曲をたくさん演ってきた。
それどころか、リード博士自ら棒を振っていただいたこともあった。
これはヲレの数少ない自慢の一つ。
リハの時は、アロハシャツで登場し、いつもその場を盛り上げ、そして、アドバイスするときは実に的確で、しかも常に笑いが絶えないというすばらしい日だった。
そのわずか三日間の経験は今もヲレの貴重な体験として一生、いや、あの世まで持って行くことだろう。
今頃、リード博士は天国でアロハシャツを着て棒を振っているのか、それともピアノに向かって新曲を書いているのか。
それとも偉大な先達に出会って音楽論を戦わせているのか・・・・・
いずれにしろ、それはきっと博士にとって本当の天国であることを心から願う。
最後に博士が演奏会の後、我々の楽団の元を去る際残した言葉を記す。
「日本では、Musicを"ONGAKU"、音をエンジョイすると書くそうですね。これはじつにいい言葉です。これからも是非、"ONGAKU"して下さい。きっとあなた方の人生をとても豊かにしてくれるものと確信してます。」