おお!神よ!

 というのは、小山ゆうの「スプリンター」という作品中、100mのトラックを走ってる際に感じるトンネルビジョンつーか、作品中では「神の領域」と言っていたが、そんな状態に入ったときの魂の叫び。
 
 前フリが長かったがさらに昨日の続きである。

 帰路、関ヶ原までの下道ははっきり言ってこれまたストレスたまりまくりの行程であった。
 しかし、R365関ヶ原のR21バイパスへの分岐をこえたところで状況が一変した。
 
 前にも後ろにもクルマはなく、しかもヲレが住んでる町の入り口までのおおよそ50kmを奇跡的にも一カ所の信号にもペースメーカーにもひっかからずほぼ80km/h定速走行で走り抜けたのだった。

 7日のこの18:00の天候は雨。

 飛び去る雨粒は「神への領域」への道か!!?
 とあの「スプリンター」を代表するシーンが脳裏に浮かび、

 「おお!神よ!!」なぞとつぶやく自分がいたのだ。

 その後バスガイドさんにアックスボンバーを食らおうが住職に卍固めをかけられようが後悔はないような、そんな約40分間だった。