田辺さんと鉄。

 BS朝日でCGTVの再放送をやってたので見ていた。
 今回のCGTVのテーマは去る5月14日になくなった交通博物館

 確かに交通博物館というもの、クルマ関係もあるのだが、メインは鉄がらみの展示である。
 その展示を嬉しそうに眺め、シミュレーターを真剣に操る田辺さんの姿は実に新鮮だった。

 驚いたのは例によってその番組の最中松任谷さんとしゃべっているわけであるが、
「ああ、あのパノラマの模型ってHOゲージなんですよね」
「いや、われわれの世代の鉄道模型ってやはりHOなんですけど、こんなに小さかったですかねえ。」
「それにこれ、走ってるのが最新の電車なんですよ。」
「ああ、そうですねえ。東京の風景を再現してるって我々が馴染みなのは101系とか103系とか。これは確かに最近見かけるような車両ばかりですね。」

3シリンダー蒸機、C53の駆動系の展示では
蒸気機関ってやはりこういう動力の元祖で、SLの駆動系の仕組みはやはり非常に面白いですね。」
「子供のころ見たときはよく分からなかったんですけど、今こうやって見ると動力伝達の工夫がいたるところに見えるんですよ。今の機械モノってブラックボックスで本当にナニもわからないけど、こういう”機械”は見えるからみていて飽きないし、面白いですよ。」

 やはり、この二人、「男の子」なわけで、クルマだけではないのね。