JogaBonito
エリック・カントナがTVジャックをしているCMでおなじみのナイキフットボールのスローガン。
訳せば「美しいサッカーをしよう」
見てると、やはり美しいサッカーをしているところが勝ち進んでいる気がするのはヲレだけだろうか。
勝ち進んだ4チーム。
ドイツ、イタリア、フランス、ポルトガル。
その中でイタリアは既に決勝に駒を進めたのだが、いずれも各国の特徴をよく出した美しいサッカーを展開していた。
ドイツの組織力。そしてパワー。イタリアの堅守と一瞬のイマジネーション、フランスの華麗なパスサッカー、ポルトガルの情熱あふれるスピーディーな攻撃。
いずれ劣らぬ美しさを感じた。
逆に一番美しくないと感じたのは日本とブラジル。
日本は結局いったい何がしたいのかわからないまま相手のペースに引きずられズタズタにされたという印象。
ブラジルは日本ほどではないが、これもいったい何がしたいのかわからなかった。デブはゴール前から動かず、ロートルの両サイドバックはもはやかつての輝きを一切見せられず、ロナウジーニョやカカーは明らかにシーズン疲れが見て取れた。それでも選手個々の能力で勝利をもぎ取ってきたわけだが、これまで攻守の2枚看板だったジダン、そしてテュラム引退を前に鉄の結束を誇るフランスの前にあえなく轟沈した。
勝つべくして勝ち、負けるべくして負けるもんであるな。やはり。