三保ダム

 昨日の続きだ。
 気になって調べてみた。
ダム便覧のダム書誌あれこれ(16)〜神奈川県のダム6.三保ダムによれば、

三保ダムの目的は、ダム地点の計画高水流量2100m3/Sのうち、 850m3/Sの洪水調節を行って下流域の安全を高め、農業用水の安定供給を図るとともに、ダム直下の発電所にて最大出力 700Kwの発電をおこし、さらに県内水資源確保のための都市用水として最大 20.95m3/Sを新規開発し、飯泉地点から取水を行うものである。

とある。
ということは、計画最大放水量は1250m3/sもあることになる。
23.5t/sって、本当に河川維持放水に毛の生えた程度の放水でしかなく、もし、三保ダム上流で100mm以上の雨が降っていたとしても三保ダムが吸収した。つまりがんばったということが言えるのではなかろうか。