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 仕事がヒマだったので何げにWikipediaをのぞいてみれば、秀逸な項目の一つに「金管楽器」と「オンド・マルトノ」があった。
 金管楽器はそりゃ青春時代(ああ、はづかし)恋人のようなもんであったからにして、よーく知ってるつもりだったが、
 あそこまで書かれると「うーむ」とうなるしかない。
 特に”金管楽器の音の発生は唇の振動によってなされるため、単体では楽器として完結していない。”というクダリは目からウロコだった。
 そりゃ、たしかに木管楽器はリードやなんかで発振させるわけだから、機械に取り付けて置き換えることも可能だし、実際そう言うロボットも実在するのだが、
 金管楽器の場合そうはいかない。
 たしかトランペットを吹くロボットがいるにはいたがトランペットにマウスピースはなく、発振源はロボット側に備わっていたはずだ。

 うーむ。いろいろかんがえさせてくれるなあ。
 
 一方、オンド・マルトノ
 かなーりクラッシクな外観、つーかどことなくアール・デコ調の外観に似合わず、戦前の登場以来改良が常になされており、
最新機種では中身がソリッドステート化されているというのは実に興味深かった。
 それと、ルーツはあのテルミンから派生していたというのも「へえ〜」である。

 一度自分の手で触ってみたいもんだ。