岐阜基地祭2007に行った(その2)

 続きである。
 
 さて、いよいよブルーインパルスのフライトが始まった。
 するとどうだ。
 ダイアモンドテイクオフでは足が離れ、ダーティなダイアモンド編隊のままいいアングルで我々の方まで近づいてくる。
 うほ。いい変態。いい編隊。

 それを皮切りに、行われた数々の演技。
レインフォール、バーティカル・クライム・ロール、チェンジオーバー・ループ、ハーフ・スロー・ロール、バーティカルキューピット、ワイド・トゥ・デルタ・ループ、バーティカルキューバンエイト、スター&クロスetcetc。

 無風快晴。そして去年の様に機材に問題が出たりすることもなく、パーフェクトな第一区分演技を披露してくれた。
特にこんな完全なキューピッドやスター&クロスなんぞお目にかかったことがないようなものだ。

 時刻も既に午後となって光線もいい具合。
 でも、腕がああ。機材がああ。まったくついていけません。Orz
 ここでも撃沈写真のヤマを築くのだった。Orz

 さてBIもロリコンコークスクリューで締め、我々即席パーティーは解散と相成った。
「またいつかどこかの航空祭で・・・・」
 特に奇遇にも福井は春江(だっけな?)からいらっしゃった方。多分小松でお会いできると思いますよ。はい。

 名も聞かず、ただヒコーキを見ると言うだけで結成されたオッさん4名の即席パーティ。いつものメンツとはまた違った楽しみを教えてくれた。
 ここに厚く御礼申し上げる次第です。ありがとうございました。

 さて、また一人となったヲレには最後のミッションが残っていた。
 実はここ南エリアの売店では柴田三雄先生撮影のカレンダーが売ってなかったので、北会場まで遠征を敢行せねばならなかったのだ。

 シャトルバスで北会場に向かい、バスを降りたが、そこはとんでもなく長い南会場、つまり正門方面へ向かうバスを待つ人の列が数百mに渡りつらなっていたのだ。
 乗車時間は短いし、バスのサイクルも短いことから小松のアレに比べりゃ屁みたいなもんだが、やはり気の毒である。と思ってたら、今度はそれが自分の身に降りかかってくるとはこの時点では全く想像してなかった。

 基地を西から東に縦断し、売店エリアに着いて毎年買っている「Defender」を探すも、最初からそんなモノはないようだ。
 「Defender」は陸海空三軍ともそろっているので、とてもお気に入りだったのだが、一番不人気だったのも確かだ。
 ということでてんちょやイッケーさんが毎年買っている「蒼空」を買って三柿野駅に向かう。

 食い物の屋台も既に店じまいを始めており、その中でも「佐世保バーガー」なる屋台に目を奪われたが時既に遅し。
 そのモノを目にすることは出来なかった。 
 あとで、この佐世保バーガーのことが書いてあるHPやBlogを見て悔しがっている自分がここに居るわけだが、これはまたの機会ということで。
 ハナシをモトに戻すと、そこで基地常備の救急車が警告音を鳴らしながら三柿野駅方面からやってきた。

 なんか嫌ーな予感はしていたのだが、それは的中した。
 主催者発表で11万人と言われるギャラリー。おそらくその半数以上は名鉄に乗ってやってきた人々だ。
 その大半は三柿野駅という、御世辞にも大きな駅とはとても言えない駅からやってきたはずだ。

 そして、三柿野駅では入場制限がかかったのだろう。
 北門から歩道橋までの50mのあいだを30分近く費やすことになったのだ。

 おとなしく、新北門まで約500mばかり西に向かい、そこから六軒駅に向かうのが正解だったのだが、この入場制限が解除されるまでの時間を甘く見積もってたのが敗因だった。
 門を出て電車に乗るまで結局1時間近くを費やし、ようやく帰路についたのだった。あーつかれた。

 さて、今回の基地祭だが即席パーティでの見物、南会場での各施設(もちろん中には入れないけど)や既にリタイアした機体が展示してあるところなど結構見所が多かった。
 欲を言えば、あと50mでもいいから西に張り出してくれればと思ったが贅沢は言えまい。実に楽しいイベントであった。

PicasaWebAlbum-2007AirFestaGifu