いきなり横浜に行く

「明日(つまり今日)面接があるので来て下さい。」
 昨日、前に書いた会社から連絡があった。

 確かに、携帯電話基地局の設計補助と工程管理などを装置メーカーに行ってするという仕事の内容と給与等条件のハナシは出たが、具体的なハナシはここ10日ほど連絡がなく宙ぶらりんの状態だったわけで、これは1歩どころか100歩前進である。

 さて、今日、約束の時間の前に風呂に入ってる時に件の会社から連絡があり、
「向こうの担当が非常にワガママで向こうで面接したいってことなので・・・・・」
 向こうって、確か東京だったか横浜だったか、今から行けってか?
 とりあえず名駅の新幹線改札の前まで行った。

 今回世話になる予定は未定の会社の部長さんと、もう一人、別の会社の上役(?)の人がいた。
 で、横浜に行くのは、ヲレとその別の会社の上役の人の2名・・・・・・・

 初対面2名でそんな外資系メーカーに乗り込んでナニを聞こうというのか・・・・
 考えてもしょうがないのでN700系のぞみに乗って一路新横浜へ。ノンストップ1時間20分は早いねえ。いや、いつも急がない限りはヲレ、こだまに乗るから。

 具体的なハナシで聞く仕事は量が多くて大変そうだが、ちょっとややこしい計算やそれに適合したスペックのアイテムを選定するのに苦労しそうではあるが、一つ形ができれば次々にこなせるもんじゃないかなと思ったが、
 どこでその作業をするのかと言う段になって
「そりゃ横浜(ここ)にきまってますよ。」
 とメーカー側のお答え。

「え、私は貴社の名古屋オフィスでするって聞いてましたけど・・・・」
「いや、我々はそんなことは聞いてませんが・・・・」

 確かに横浜行きのハナシは前にもあったが、名古屋でOKとは聞いていた。しかし、どうやら財務・資材担当と技術担当の間でハナシが通じてなかったようだ。

 今回の業務の対象になる現場はほぼ首都圏に集中しており、論理的に考えれば、過去の施工事例がデータベースとして残っていて、また熟練者からヘルプがすぐ得ることができると言う点で横浜勤務が妥当だろうとは思う。まあ、3〜4ヶ月位ならなんとかなるさ。
「私自身はその間であれば横浜勤務でもいいと考えております。」
 と、告げた。虎穴に入らずんば虎子を得ず。メーカーに入らずんば技術を得ず。である。

 ただし、ヲレの身分、どーもレンタルのレンタルのような感じの怪しい身分で入るようなので、ヲレが横浜にそれだけの期間単身赴任をするならば、レオパレスだかウィークリーマンションだか各層でオカネの問題が発生するので、勤務地の問題と、そもそもこの仕事のハナシがオカネの問題でポシャっちゃったらまた、不安な日々がまた続くことになる。

 ああ、はやく人間になりたい身分をはっきりさせたい。つーかしてくだちい。だれか。