その1:シトローエン・エグザンティア
1台目はシトローエン・エグザンティアの中期型SX。
とんでもない安いプライスタグが付いてたのだ。
まあ、半ば冷やかしで行ったのだが、これが思ったより状態は良さげだった。
安値の理由は、13万kmになんなんとする走行距離と検切れであるということが全てである。
それだけであれば、モンクなしにパスするところだが、この個体、前オーナーは女性で禁煙車。
そして、これだけの距離を走っていると言うことは一日辺りの走行距離も伸びているということ。つまり、「チョイノリ」と言われるクルマに一番厳しい条件での走行は皆無で、13万kmという数字よりはメカ的な疲労は少ないであろうと想像出来る。
さらに驚くべき事に、スフィア、ハイトコレクター、シリンダー、メインポンプ等ハイドロがらみのパーツを更新した後に手放した個体なのだ。
なんでも、まだ乗るつもりだったのが、あるクルマに一目惚れして買ってしまったとのこと。
さて、ナンバー無しでは試乗するわけにはいかないが、とりあえずお約束の部分の動作チェックをした。ハイドロ周り、エアコン、パワーウインド、などなど一切異常なし。
エンジンも、異音はみとめられず、健康なプジョーノートを奏でていた。となると懸念事項はただ一つATだけなのだが・・・・
それさえクリアできれば意外な掘り出しものかもしれない。