そんなもんで・・・・・Orz

エンジンを145に積んであったものに交換したはいいものの、冷間時かなりの音量でキリキリと鳴り続いていた謎の金属音と、前のエンジンに比べれば約2km/lの燃費悪化、エアコンON時の顕著なパワーダウンに悩まされていたのであるが、車検時にでも依頼すりゃいいやと放置していた。
 今日は本来その車検のために155を持って行ったのだが担ぎ込まれる患車が相次ぎ代車もガレージの余裕もなし。
 車検の為の入庫はまた来週ということにして、とりあえずはこの異音の元を突き止めようと社長が看てくれたのだが、原因は意外なところにあった。
 エアコンをONすればそのキリキリ音も増大することから、ヲレはエアコンのコンプレッサーが逝きかけているんじゃないかと想定した。
 しかし、よく音を聞けば音源はコンプレッサーではない。
 エンジンルーム下部、オルタネーターからのようだ。
 ジャッキUPし、よく見てみれば道で拾ったか、切断したベルトのカスか知らないが謎のワイヤーがオルタネーターのシャフトに絡み付いていて、ノイズを発する音源となっていたばかりかファンベルトを外してオルタを手で回すとこれがクソ重い。
「これだ!!」
 社長やおらウォーターポンププライヤーを取り出し、謎のワイヤーの切れっ端をつかんで引っこ抜けば、オルタは簡単に回り、ベルトを装着してエンジンを掛ければあの忌々しい金属音も消え失せていた。
 治療後の症状の確認でエンジンが冷え切るまでおいてから帰路についたが、明らかにスロットル開度は小さく済み、また低速時の苦しげな吸気音も消え、「お前はナローポルシェか?」と思うような回転落ちの早さもなくなり、症状は明らかに改善された。
 多分これで完治・・・・か?
 
 しかし、ワイヤー一本でこんな風になるとは・・・・・・・・恐るべし。