今度は別府フミ8位。

前半アップダウンがわずかにあるだけで、あとはつるぺたな第3ステージ。
つるぺたゆえ、地中海からの風”ミストラル”が吹き込み、レースに大きく影響を及ぼす。
今回はカベンディッシュ擁するコロンビア・ハイロード、別府がいるスキルシマノを中心に横風がキツくなった残り40km地点から集団をレイプ。そしてメン集団はもうバッランバッランの中切れ。
なお、スキルシマノがコロンビアとともに鬼引きを始めたのは、もともとつるぺた地形のオランダを本拠とするチームがつるぺた地形に慣れていることと、かつて武者修業時代このステージ、マルセイユ在住歴がある別府フミが「ここでいかなきゃどこが行く!?」とチームメイトにサインを送ったことで結果的にこれはファインプレーとなった。
ツールの先頭を牽く日本人という図がすげえ。

いや、もうここでも壁の野郎はどうでもいい。(w
第2ステージでもそうだが、別府フミのボトル運びから、献身的な牽き、スプリントへの参加までするというアシストとしての仕事はすばらしいだけでなく、結果として8位をもぎ取る働きは昨日の新城以上。グレート!

つーことで、第3ステージ30kmあたりから。


で、豪腕さんがエースのコンタをさしおいて鬼牽きグループに参加した結果、総合3位に上がった挙げ句、ゴール後壁とハグしたってのはやっぱ来年はアスタナを抜け新チームを作る布石なんかいな。
で、ハグしたのは壁をスプリント要員にスカウトするという意志か?

なお、今日はモンペリエでのチームTT。
総合狙うところは非常に重要なステージだ。